第3弾。
初回にはNokia、2回目にはオムロンを取り上げました。
今回は ”中の人" が有名なメーカーです。
- 作者: 仁茂田あい
- 出版社/メーカー: リブレ
- 発売日: 2017/02/23
- メディア: コミック
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日本で体重計、医療機器といえば・・・
そりゃあ、タニタでしょ。(オムロンの時と同じ始め方・・・)
調べてみたら意外と似通っていることもわかりました。
- 体重計は多機能。
- 活動量計は古来からある万歩計のようにベルトなどにつけるタイプのみ
- 手首に巻く時計型、スマートウォッチの類は用意していません。
- そのままでも単体で操作、動作することで出来る機器となっていて、測定データをスマホに送信するというもの。(Nokiaの血圧計のようにスマホがないと使えないとうことはない)
総合サービスサイト&アプリ:ヘルスプラネット
以下のアプリを用いて体重計や活動量計と接続して使います。
利用には会員登録などが必要なのですが、この登録情報は専用Webサイトでも利用できてスマホだけでなく、PC/Macでデータを閲覧・管理することも可能です。
ちなみにこんなアプリも。
iOS用 ランニング応援ゲーム ねんしょう!2+ 公式WEBサイト
”従来のエクササイズアプリとは違い、利便性の追求を後回しにして、トレーニングを継続するためのユーザーのモチベーション向上に徹底的にフォーカスするという、 全く新しいコンセプトで開発した作品”
ランニング、ウォーキング中にヒロインと会話できたり、励ましてくれたり、その運動内容でストーリーが進んでいったり、といった仕組みでモチベーション維持を狙っているそうです。
タニタの体重体組成計、活動量は連携しますが必須ではなく、iPhone単体で内蔵の歩数データなども活用できます。
ちなみにヒロインはツンデレ。(*゚▽゚*)
また女性向けアプリもあります。(╹◡╹)♡
(後述の活動量計AM-161は非対応)
こういった自虐的なアプリも。囧
これらのアプリなどを使用を前提に機器を購入する際には、タニタの体重体組成計、活動量計はその機種によって使えるアプリ、iPhone/Androidの対応機種が異なるというのが注意点です。
スマートフォンと連携する機器の対応アプリについて | タニタ
後継機種が出るたびに新機能・新アプリが加わり、旧機種への対応は行ってないといった感じかと思われます。
それらを踏まえて、最大公約数としてお勧めできる体重体組成計、活動量計はそれぞれ絞られてきます。
体重体組成計:RD-906/907
タニタの体重体組成計の最新機種として紹介されているのはRD-800です。
左右部位別体組成計 インナースキャンデュアル RD-800|デュアルタイプ体組成計 innerscan DUAL|タニタ
しかし、最新機種が故にか、今のところ前述のアプリではヘルスプラネット以外対応していません。
アプリへの対応数で見ると、RD-900番代の方が豊富です。
RD-902以降の機種なら対応のようですが、その中でも最新なのはRD-906とRD-907。
RD-906・RD-907|デュアルタイプ体組成計 innerscan DUAL|タニタ
基礎代謝量や体内年齢、体水分率の測定が出来るかどうかで変わってきます。
値段も格段に違います。
活動量計:AM-161
タニタの活動量計はカロリズムといい、多種多様な種類が出ています。
ただし、この中でスマホと連携するのはAM-161のみです。
本体で確認できるのは、「歩数」「総消費エネルギー量」「活動消費エネルギー量」「時計」「過去メモリー」のみ。
アプリを介することで行動を「走り」「歩き」「生活」「安静」の4つに自動で分類。
行動別に消費カロリーや活動時間、脂肪燃焼量などを分析・表示する仕様です。
Android非対応のAM-160もあり、そちらの方が安いのでiPhoneユーザーはそちらで。
スマホ連携する血圧計はありません。
オムロンと大きく違うのはタニタの血圧計ラインナップの中にスマホ連携できる機種がないということ。
血圧計が必須ならば、もう1つの手法も用意されています。
もう1つの健康管理サイト:からだカルテ
ヘルスプラネットはスマホのアプリを用いて健康管理を行うのですが、調べてみるともう1つ、タニタが運営している健康管理サイトがあることを知りました。
それが「からだカルテ」です。
ダイエットグラフに記録して健康的に痩せよう! タニタ運営[からだカルテ]
こちらはスマホではなく、PCとリレーキーを利用します。
対応機器と赤外線でつないだリレーキーにデータを集め、Windows PCに接続すると登録サイトにデータが自動転送されます。
ただしPCがなければ、レシーバータイプというのもあり、こちらでは逐次リレーキーにデータを集めなくても据置したレシーバーに測定値が自動転送されるようになります。
ヘルスプラネットにない特徴としては、こんなところ。
- 血圧計が対応。
-
スマホでの「ヘルスプラネット」が機器購入後はアプリ側でも特に課金がないのに対して、からだカルテは月額料金がかかる仕組み。 料金表 - からだカルテってなに? / タニタ からだカルテ
- スマホがなくても使える仕組み、更にPCがなくても使える仕組みが用意されている
- ペットとのお散歩で歩数をこなせるような活動量計AM-150がある
- このAM-150がAndroid以外に、ローソンのLoppi(に備えられたFelicaポート)での読取に対応している。Loppiデータ送信対応歩数計について
御家庭の家族全員、機械に疎い高齢者などでも、お出かけのLoppi や 操作いらずのレシーバーを経て、特に難しい操作をしなくても自然とデータが集約出来る、優しいシステムが構築されています。
こちらのからだカルテの機器はAmazonよりもタニタの公式オンラインショップ / からだカルテSHOPなどでしか扱ってないのもあるようですのでご確認を。
どういう人にオススメ?
ヘルスプラネットはスマホでの連携・操作などが必要ですが、アプリ側で楽しく使う手段も構築してあります。
からだカルテではお出かけのLoppi や 操作いらずのレシーバーを経て、特に難しい操作をしなくても自然とデータが集約出来る、優しいシステムが構築されています。
ズボラな人に無理なく、特にガジェット好きではなくても、続けられるような工夫は多数みられます。
オムロン、Nokiaとの違いは血圧計がスマホ対応か否かです。
高血圧の方など血圧管理が必須な人の場合は、タニタにはスマホ連携・ヘルスプラネットアプリ対応の血圧計はなく、からだカルテの方で月額料金を払ってでも利用したい製品かどうかといったところでしょうか?
ただオムロン同様に意外と「日本語」というのもストレスなく使えるいいポイントだと思います。*1
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*1:
オムロン、タニタの紹介記事を書くときにタニタのサイトを訪ねた時の珍現象。^_^
#タニタさん @TANITAofficial のサイトにさりげなく表示されるオムロン さん @OMRON_Official の広告・・・ #タニタ さんが寛大なのか、#OMRON さんがしたたかなのか・・・。 pic.twitter.com/Nf1mKWX3te
— とーます (@T_proof_35mm) 2017年6月28日