第2弾。*1
今回はガジェットとしてはあまり取り上げられてない気がする日本メーカーの取り組みについて。
日本で体重計、医療機器といえば・・・
そりゃ、まずはオムロンでしょ。*2
ということで調べてみたらこんな感じでした。
- 体重計は多機能。
- 活動量計は古来からある万歩計のようにベルトなどにつけるタイプのみ
- 手首に巻く時計型、スマートウォッチの類は用意していません。
- そのままでも単体で操作、動作することで出来る機器となっていて、測定データをスマホに送信するというもの。(Nokiaの血圧計のようにスマホがないと使えないとうことはない)
旗艦アプリ:OMRON connect
日本製なので完全日本語対応というのも嬉しいところですね。
連携する商品群として紹介されているのは、体重体組成計(カラダスキャン)、活動量計、血圧計。
多機能体重体組成計:HBF-255T, 256T
体重体組成計 HBF-255T カラダスキャン|体重体組成計・体脂肪計|商品情報 | オムロン ヘルスケア
うん、多機能ですね。
Bluetoothで専用アプリを用いて連携することになります。
取扱サイトなどによって、型番が255Tや256Tになるようですが、機能の差異はありません。
歩数計からの進化系・活動量計:HJA-405T
活動量計 HJA-405T カロリスキャン|歩数計・活動量計|商品情報 | オムロン ヘルスケア
元が歩数計で、そこから進化したかのようなデザインです。
内蔵された加速度センサー+気圧センサーを用いて「階段上り歩数」と「早歩き歩数」を個別にカウントする機能もあります。
時計型では無いので、腕時計は好きなものがつけることができます。
クリップとストラップもついていてポケットに入れておくタイプ。
緑・赤・白・黒の4色展開。
血圧計:多種多様なラインナップ
腕に巻くベルトと本体一体型の7600T、本体とベルトが別の7200シリーズ、手首で測定する6000シリーズと多種多様です。
睡眠状態を計測:ねむり時間計
加速度センサーを用いて睡眠状態やその深さ・浅さを測定し、9種の動物に例えて診断してアドバイスをしてくれます。
アラームも設定した時間を元に、起きやすいタイミングでアラーム音を鳴らしてくれます。
こういった機能をiPhoneの内蔵センサーで行うiPhoneアプリもあります。
この機械はそのアプリの機能を1個の別機種で行うことでバッテリー抑制、精度の高い計測などを行えるということだと思います。
HSL-003Tと004Tがあり、004Tは温湿度計を内蔵して寝室環境の快適さがチェックできるようですが、販売店がどこかは分かりませんでした・・・m(_ _)m
なお、これらのねむり時間計はOMRON connectとは別のアプリ、ねむり時間計アプリが必要です。
番外編:海外OMRONの場合
海外OMRONではもっと小さな歩数計OMRON Alvina Wireless trackerとその専用アプリOMRON Fitnessというのがあるようです。
OMRON Fitnessは日本でもダウンロード可でした。
最初にユーザー登録とトラッカーとの接続を促されるので、実際に持っていない私はその先には進めませんでしたが、どうやら歩数管理が主たる機能、というかそれ専用のようです。
尚、USでもOMRON connectも展開していてわざわざ別アプリになっていましたから、日本での展開や日本でのOMRON connectとの接続というのは難しそうですね。
ちなみに、OMRON USでもOMRON connectはあっても、市場には多機能体重体組成計は出てないようでラインナップに日本のHBF-255Tはありませんでした。
Body Composition Monitors and Scales | Omron Healthcare
ま、わざわざUS製品に手を出す魅力は少なそうです。
(日本向けにOMRON connectと接続できるAlvitaが発売されればいいのに。)
どういう人にオススメ?
基本的に、1つ1つの機械はそれ単独で操作・動作ができるようになっています。
ついでにiPhoneでデータが閲覧できるという感じですね。
その為、あまりスマホの操作に慣れてない人でもとっかかりやすいのは利点かもしれませんね。
もしくは、そういったスマホに明るくない同居家族の方をこそっと見守るということもできます。
基本的には体重体組成計が主幹で、それがあってのOMRON connectのようです。
つまり先ずは何よりも体重計。で、それで体重管理を行う。
運動管理の方は活動量計に委ねてますが、基本歩数計なので、特別に運動してどうこうというよりも日常生活で如何にカロリーを消費するのかに軸足を置いているようです。
大きめの活動量計も意外と持ち歩く=歩かないと!という認識を促してくれるにはいいかもしれませんね。
Altivaのように小さいと気に留めなくなったりして逆にサボるかもしれませんし。
ちなみに、意外と「日本語」というのもストレスなく使えるいいポイントだと思います。
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— とーます (@T_proof_35mm) 2017年6月28日