【2017年12月9日限定】
Amazonが開催する年末の大安売りセール、Amazon Cyber Monday に12/9限定で、Nokia スマートウォッチ Steel Special edition、スマート体重計が登場しています。
スマート体重計Bodyに至っては驚異の54%OFF! お早めに。
【2017年12月29日追記】
買うならNOKIA Steel HRかなー、と言っていたのに、NOKIA Steelを購入しました。
↓ 敢えて、Steel HRではなく、Steelにした理由も記載しました。
Withings は NOKIAへ
以前取り上げたWithingsがNOKIAに買収されて、ブランド名もNOKIAに変わるというお話。
この度正式発表となりました。
networks.nokia.com
www.gizmodo.jp
Withingsで展開していたアプリや製品群もNOKIAの名前で再リリースされます。
Nokiaで揃えると、何が出来るのかをざっと見ていきましょう。*1
旗艦アプリ Nokia Health Mate
このアプリを利用することでNokiaが提供する活動量計、体重計、その他製品そのものやそのデータを統合して管理・活用することが出来ます。
用意されたプログラムを用いて自身の体の健康管理も出来ます。
例えば、スリープマスターという規則正しい睡眠を促すプログラムでは、同社の活動量計、Steel、Steel HRなどが必須です。
(ActiveなどWithings時代のものも対象)
それらの活動量計で得た情報を分析してアドバイスしてくれることになります。
ただ現時点では英語表記だけっぽい・・・。
今後、本格的に参入すると言っているので日本語化にも力を入れてくれることを期待しましょう。
体重計 3種:Body Cardio, Body+, Body
Nokia Health Mateと連携するNokiaブランドの体重計として3種が用意されています。
Nokia Body Cardio | 心臓の健康&体組成スケール
|
Body Cardio |
Body+ |
Body |
値段 |
¥25,250 |
¥13,910 |
¥8,510 |
心拍数 |
◯ |
ー |
ー |
全身成分分析 |
◯ |
◯ |
ー |
BMI |
◯ |
◯ |
◯ |
無線接続 |
Wi-Fi/BT |
Wi-Fi/BT |
Wi-Fi/BT |
家族共有 |
8人 |
8人 |
8人 |
もちろん高い機種ほど測定項目が増えますが、最下位ランクのBodyでも必要最低限の機能が揃って8,510円というのに、Nokiaの本気が滲みます。
ちなみに、Withingsブランドの時には今のBodyはなく、Nokia Body+相当のものが「Withings Smart Body」として売られていたのでAmazonなどで未だWithings時代のものが売られていたら商品名と機能に注意が必要です。
実はWithingsの体重計は初期の品種を昔持っていましたが今は使っていません。
その時も家族8人のデータ対応が可能で、それまでの体重の推移などを元に乗った人を自動認識、その人のデータを蓄積していくことが出来ました。
ただ不評だったのは、その家族8人の間ではパスワードロックなどがかけられず、各自の体重データが筒抜けだったこと・・・( ̄▽ ̄)
妻に大反対されて使用をやめた経緯があります。。。
活動量計:Steel HR, Steel, Go
Nokia Health Mateと連携するNokiaブランドの活動量計として3種が用意されています。
Nokia Steel HR-心拍数&アクティビティ追跡ウォッチ
|
Steel HR |
Steel |
Go |
値段 |
¥25,250 |
¥18,230 |
¥6,890 |
心拍数 |
◯ |
ー |
ー |
通知ディスプレイ |
◯ |
ー |
ー |
歩数計 |
◯ |
◯ |
◯ |
水泳トラッキング |
◯ |
◯ |
◯ |
睡眠トラッキング |
◯ |
◯ |
◯ |
時計機能 |
アナログ |
アナログ |
E-Ink |
電池 |
充電式 |
CR2025 |
CR2032 |
試用期間 |
25日間 |
8ヶ月 |
8ヶ月 |
Steel HRは2017年秋頃に発売。
ちなみに、Withings 時代の Active, Active PopなどはNokiaブランドには引き継がれないようですが、Nokia Health Mateには問題なく対応します。
これらの最大の利点と私が思うのはスマートアラーム搭載ということ。
起床したい時刻ではなく、時間帯を指定することで、心拍数や加速度センサーのデータを元に睡眠の深い、浅いを判断して、その時間帯内で最も眠りが浅い時間に振動でお知らせして起こしてくれます。
隣人を起こすこともなく、突然の大音量に叩き起こされることもない、スムーズなお目覚めを促します。
一方で惜しいのは、Steel HRの心拍数データはNokia Health Mate以外のアプリでは使えないということ。
Nokia Health Mate自体ではアクティビティ、ランニングとかウォーキングとかサイクリングの自動認識をしてその際の心拍数などは活用できます。
ただサイクリング、ロードバイクでのロングライドなどで確認したいのは心拍数だけでなく、ペダルや車輪の回転数を計測するスピード・ケイダンス計、ペダルにかかった力を計測するパワーメーターなどを接続したくなりますが、それらの機器はNokia Health Mateでは利用出来ません。
Nokia Health Mateではそういった要望に補う為か、他のフィットネスアプリ、例えばRun Keeperと連携する機能を持っています。
こちらのRun Keeperであれば、それらの他のBluetooth機器と接続することが出来ますが、一方でRun Keeper側にSteel HRを接続してその心拍数データを利用するという使い方がどうやら使えないようです。
その為、Run keeper用に別のBluetooth心拍数計を準備しなければならなくなります。
その辺りがアクティビィを記録したいサイクリストにはイマイチですね。
一瞬で体温測定:Thermo
Nokia Thermo | Instant Temporal Smart Thermometer
数秒おでこに当てるだけで体温が測定出来ます。
熱を出してグズりだす子供の測定でも便利ですよね。
例えば高熱を出して定期的に測りたいときでも子供を起こすことなく測れます。
Nokia Health Mateを用いて定期測定のリマインドを得ることもでき、測り忘れを防ぐこともできます。
日本のNokiaでは紹介はされていても、まだ値段や販売時期は明らかにされていません。
おそらく医療機器として扱うのかどうかで法律面でクリアする要件があるのだと思われます。
USではThe U.S. Food and Drug Administration(FDA)の認証取得済みで、既に販売済み。
Withingsロゴの方は在庫処分なのかNokiaロゴのものより安くなっています。(日本への発送可)
専用アプリも日本では公開済み。
ベビーモニター、その後は監視モニタとして:Home
外部からもアクセス可能なカメラです。
下部の白いところを音に合わせて光らせたりして子供あやすことも。
また定期的に画像を撮ることもできるので監視モニターとしても使えます。
気温や空気の質などをモニタリングできる機能も備えており、ベビーやペットモニターとして、子供が大きくなれば監視モニタとして活用が可能。
こちらはNokia Health Mateと別アプリ、Home Cameが用意してあり、Apple Watchでカメラ画像を見ることも可能です。
ワイヤレス血圧計:BPM+, BPM
Nokia Health Mateと連携するワイヤレス血圧計です。
Bluetoothでスマホとつながります。
日本未発売ですが、紹介ページは用意してあり、おそらくThermo同様に医療機器として扱うのかどうかで法律面でクリアする要件があるのだと思われます。
USではThe U.S. Food and Drug Administration(FDA)の認証取得済みで、BPMの方は既に販売済み。
毛髪の状態管理に:Hair Coarch
残念ながら、増毛が期待されるガジェットではありません (T ^ T)
やじり鳥(id:tonogata)さんが詳しく解説されています。
スマホと連携してブラシ内に搭載されたセンサーで髪内の水分量や絡み具合とかを元にブラッシング回数や方向、強さを導いてくれる長髪の方に向いた製品です。
2017年秋頃、発売予定
光で睡眠導入・心地よい目覚めへ:Withings Aurora
活動量計と併用して、より質の高い睡眠導入・目覚めを補う製品がAuroraです。
こちらも、やじり鳥(id:tonogata)さんが詳しく解説されています。
Withings時代、2014年には展開されていた製品ですが、Nokiaブランドで引き継がれるかの明記はなく、製品ラインナップからは姿が消えています。
先日紹介したUPに似た製品、というか、その元祖の1つとも言える製品で光による睡眠導入や徐々に明るくなるライトで快適な目覚めをサポートします。
Steelなどからの加速度センサー、心拍数データも用いますが、Auraのオプションとして用意されていたベットに敷くセンサー帯で寝返りなどの睡眠状態を把握します。
「あ、そうか」 と目から鱗だったのはAuraの睡眠ライトは青い光で起こしてくれるということ。
近年、眠る前のスマホから発せられる青系波長の光、ブルーライトがむしろ脳を活性化して姉妹、睡眠導入の妨げになると言われています。
だから逆手にとって青い光で目覚ましてあげれば脳も覚醒しやすく、目覚めが早いということでしょう。
ただ、機能はいいんですが、その分価格もいいお値段します。。。
どういう人にオススメ?
Nokia Steel, Steel HRは見た目、ホントにアナログ時計です。
ビジネス用途でも違和感はなく、男性用40mm・女性用36mmのラインナップを揃えます。
ただし先も記したようにSteel HRのデータが他のBluetoothサイクルコンピューターなどと繋がらないので、がっつりとアクティビティを行う人、特にローディ(ロードバイク乗り)には不向きです。
その為、がっつりアクティビティやってますといったアピール層よりも、日常の中でその活動を記録したい人、たまには1駅歩いて帰るとかいうライトな層、ビジネスマンに向いています。
またHomeやThermoなど、小さなお子さんがいる家庭向きでもあります。
まずはSteel、またはSteel HR と 体重計Bodyとを使って体調を管理し、気に入ればThermoやHomeなどに手を広げていくのがいいかもしれませんね。
私はなんちゃってながらも、一応ローディなので、Nokia Steel HRはホントに惜しい。
このBluetooth心拍数データが他の機器でも使える状態になれば TOPに躍り出るほどなのですが。。。
今の所は保留です。
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*1:
自分自身の備忘録も兼ねて、こういった各社の健康管理のトータルソリューションをまとめ中です。
今回は第1回目。
過去にはこういった活動量計、サイクルガジェット機器を個々にレビューしています。
今もMio SLICEは使用中です。