続きです。
今回も、日本映画編に比べれば、あっ、かるーい話です。
DETONATOR オーガン
西暦2292年。地球には高度な技術が発達し、コンピューターが生活の大部分を担うようになっていた。そんな地球に、二億六千万光年彼方の宇宙からの侵略者「イバリューダー」が迫る。彼らの襲撃に巻き込まれた少年、真道トモルは「オーガン」と名乗る者と出会い、イバリューダーとの激しい戦いに身を投じていく。
侵略モノのOVAで、1991年から1本60分*3作で作成されました。
麻宮騎亜(菊池通隆)*大張正己*柿沼秀樹という当時のコアなオタクには琴線に触れる組み合わせでした。。。
短めのシリーズですが、練りに練られた構成で分かりにくさは少ない良作です。
スーパーロボット大戦にも出たことがあるので知っている人もいるかも。
スーパーロボット大戦W 特典 DSカードケース型ストラップ付き
- 出版社/メーカー: バンプレスト
- 発売日: 2007/03/01
- メディア: Video Game
- クリック: 58回
- この商品を含むブログ (128件) を見る
またテッカマンのオマージョ作として誕生し、テッカマンブレードの前身とも言われています。
「宇宙の騎士テッカマン」Blu-ray BOX【限定生産版】
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2015/05/27
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログ (2件) を見る
宇宙の騎士テッカマンブレード Blu-ray BOX【初回限定生産版】
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2016/01/27
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログ (2件) を見る
上から順に、テッカマン、テッカマンブレード、オーガン、そして同じ大張正己さんデザインのドラグナー。。。全てバリ感が凄いことに。(°▽°)
DETONATORオーガンは日本でもDVD化されました。
が、期間限定だったが故にプレミア化しています。
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2002/06/25
- メディア: DVD
- クリック: 55回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
確か13,000円ぐらいだったのが今では27,000円 (°▽°)
DVD DETONATOR ORGUN (US版)
USでは2001年に発売、その後2003年にパッケージを変えて廉価版で販売されました。
私は2001年版を$15で購入。
リージョン・オールで作成されたDVDなので、日本向けDVDプレイヤーでも問題なく再生できます。
タイトルなどで一部消せない英語テロップがありますが、会話などの字幕は消せます。
AI のI-Zack(アイザック) ポリゴン感がすごい・・・
手が邪魔・・・その1
手が邪魔・・・その2
DVDのメニュー画面
Special Featuneの中に、「Meet The Cast」キャラクター・声優紹介、「Art Gallery」イラスト集、「Trailer」予告編に混じって、見慣れない「Trivia Game」という見慣れない項目が。
これ、クリックすると本作にちなんだクイズが出題されます。
全6問ですが、本編の一部を切り取り出題される記憶力を試されるゲームであり、所謂「へー」と言えるようなトリビアが収録されているわけではありません。
例えばQuestion 1 : Escapeを押すと本編の一部が流れた後に、「彼がUPボタンを押したのは何回?」と尋ねられます。
コレと思う答えを三択からクリックすると正解の映像が流れます。
ま、正解したからって何かがあるわけではないですが。
(°▽°)
残念ながら、USでも廃盤。
海外版DVD通販サイト DVD Fantasiumでも品切れです。
DVD Fantasium : Detonator Orgun(デトネイター・オーガン)
DVD Fantasium : Detonator Orgun (Anime 101 Edition)(デトネイター・オーガン)
廃盤なので在庫限りですが、海外でもやや高値($55)で売っているところはまだあります。
それでも日本より遥かにマシな値段設定ですが。
ただ、Amazon.com自体ではなく、Amazon.com内に出店している小売店では販売されているというだけなので、日本に発送してくれるかは分かりません。
まだかろうじて正規版が販売されているのは、イギリスぐらいでしょうか。
£7.59(約1060円)で販売中、日本への発送可。
中には£0.42(約59円)という送料の方が高くつく中古盤も。(日本への発送可否は不明)
ただし、こちらの場合はリージョンと映像方式(NTSCとPAL)の違いがあり、日本での再生は容易ではありません。
一応、裏技はあります。
米Amazon.comからの購入方法はこちら。英Amazon.co.ukも同じ方法で購入可能です。
*リージョンって何?という説明はこちらをどうぞ。
平沢進さんによる楽曲
私にとって、この作品が大きく人生に関わっているのは、劇中曲を担当した平沢進さんとの出会いでしょうか。
平沢進 Susumu Hirasawa (P-MODEL) Official site
劇中を盛り上げる楽曲、そこから派生して手を出したアルバムでのYMOとは違ったテクノ感、難解な歌詞(がいいものと思う厨二時代・・・)
確か1992年には新大阪メルパルクで行われた平沢進さんが当時行なっていたバンドP-MODELのコンサートに参戦。
これか、その前後で行われたSing Like Talkingかのどちらからが人生初ライブでした。
(振り幅が広すぎてスイマセン)
この作品からアニメでの楽曲担当を始めて、その後「ベルセルク」「千年女優」「妄想代理人」「パプリカ」の担当をされましたので、そちらで聞き覚えがある方もおられるかも。
DETONATORオーガンで用いられたのは、「バンディリア旅行団」「山頂晴れて」「魂のふる里」、挿入歌として「金星」も用いられました。
これらを収録したアルバム「魂のふる里」は折に触れて聴きますし、出勤時に聴くプレイリストに入っています。
(iTunesで視聴できます)
今では一部の旧楽曲・アルバムを除き、著作権管理団体および大手レーベルから撤退され、 自身のホームページ上で楽曲販売などを行なっておられます。
Listenのところから無料で配信されている楽曲もあります。
しばらく「魂のふる里」以外は聴いてなく、この記事を書くのに触れたのですが、相変わらずの世界観は結構ツボなんですよねー。
入会するか悩み中です。
今回も脱線しながら長くなったので③は後日に。(^_^;
よろしければ投票・応援として下記バナーのクリックをお願いします。