みなさーん、ANA上級会員になれましたかー?
*この辺りが釈迦に説法な人は読み飛ばしましょう。→こちらをクリック!
趣味が高じすぎてすっかりガジェット系ブログになっていますが、当ブログは旅行・マイレージ関係の情報も扱っています。
航空会社の上級会員になると、手荷物検査の優先レーン使用、ラウンジ使用(ビール・ドリンク飲み放題)、空席あればエコノミーからのアップグレードと飛行機好き・旅行好き・社畜にはイイコトがたくさん。
そんなANA上級会員になるには、マイルとは別に飛行機に搭乗するたびにもらえるプレミアムポイントというのがあり、そのポイント数で会員ランクが決まります。
去年、社畜フライトでブロンズクラスまで到達した勢いをそのままに、プラチナクラスまで到達しました。
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隠れ国内最長路線 CTS-FSZ-OKA 2018年版
さて、そんな去年の私の上級会員修行の記事でアクセスが多かったのは、隠れ国内最長路線 CTS-FSZ-OKAの記事でした。
これは国内最長路線である札幌新千歳ー沖縄那覇ルート(CTS-OKA)に変わる代用路線として、札幌新千歳ー富士山静岡ー沖縄那覇(CTS-FSZ-OKA)と引き継ぐルートを提案させてもらいました。
地図は駅探 飛行機時刻表 国内線から借用させていただきました。
というのも、ANAは静岡ー沖縄那覇、静岡ー札幌新千歳の2ヶ所に就航しています。
- ANA1261 静岡16:15 - 札幌新千歳17:55、ANA1262 札幌新千歳10:20 - 静岡12:20
- ANA1263 静岡13:00 - 沖縄那覇15:30、ANA1264 沖縄那覇13:25 - 静岡15:40
これらの路線は単純往復ではなく、札幌ー静岡ー沖縄、沖縄ー静岡ー札幌と運行されています。
その為、2017年の比較では、仮にCTS-OKA直通便のプレミマム旅割28が取れたとして、CTS-OKA vs CTS-FSZ-OKAの比較はこんな感じでした。
- 必要経費:直行便 38,850円 (WIN)、静岡経由 39,100円 (LOSE)
- ポイント数:直行便 3892pp (LOSE)、静岡経由 4437pp (WIN)
- ポイント単価:直行便 9.98円 (LOSE)、静岡経由 8.81円(WIN)
- 所要時間:直行便 3時間55分 (WIN)、静岡経由 5時間20分 (LOSE)
- 機内食:直行便GOZEN or SABO (LOSE?)、静岡経由 GOZEN+SABO (WIN?)
- 空席:直行便 争奪戦 (LOSE)、静岡経由 空席多め (WIN)
- 利用機材:ともにB737-800 (DRAW)
必要経費は直行便の方が安いとはいえ、差額はわずか250円とかなりのお得路線だったんです。
2018年新料金 ANA Super value導入
ところが、2018年からANAの料金プランが変わりました。
そこで、今回の記事の主旨は、新たな料金プランANA Super valueを用いた際に、隠れ国内最長路線のお得感の現状調査、駆け込み修行への有用性を検証してみました。
札幌新千歳ー沖縄那覇(CTS-OKA)の場合
例えば、札幌新千歳ー沖縄那覇をスパーバリュープレミアム28で搭乗すると以下のマイル、プレミアムポイントになります。
(ANAカード・一般、プレミアムステイタス無しの場合)
1回の搭乗で4000弱稼げるのは魅力的ですね。
問題は1日1便かつプレミアムクラスが8席しかないB737-800で運行されている為、かなり混み合っているということ。
機種・シートマップ[国内線]|空港・機内で[国内線]|ANA
例えば12月22日からの3連休、クリスマス前後で比較してみます。
【北から南】ANA1693 札幌新千歳ー沖縄那覇
【南から北】ANA1694 沖縄那覇ー札幌新千歳
満席か空席待ちがほとんどで、12月20日、26日に沖縄那覇ー札幌千歳(OKA-CTS)が1席づつあるのみです。(11/9検索)
北から南へ:CTS-FSZ-OKAの場合
同じ12月22日からの3連休、クリスマス前後で比較してみます。
【北から南①】札幌新千歳ー富士山静岡 CTS-FSZ ANA1262
【北から南②】富士山静岡ー沖縄那覇 FSZ-OKA ANA1263
12月22日 FSZ-OKAを除き、1席以上は空きがあります。
12月23日なんてCTS-FSZ-OKAと乗り継ぐ場合でも、両路線 5席以上空いてます。
しかも使用機材はCTS-OKA同様にプレミアムクラスが8席しかないボーイング737-800 で、です。
南から北へ:OKA-FSZ-CTSの場合
逆路線、OKA - FSZ - CTSの場合
【南から北①】沖縄那覇ー富士山静岡 OKA-FSZ ANA1264
【南から北②】富士山静岡ー札幌新千歳 FSZ-CTS ANA1261
こちらも12月24日 OKA-FSZを除き、空席たくさん。
繰り返しますが、使用機材はプレミアムクラスが8席しかないボーイング737-800 で、です。
直行便と比較
CTS-FSZ-OKAにてスーパーバリュープレミアム28が取れた場合、札幌ー静岡(CTS-FSZ)が1880、静岡ー沖縄(FSZ-OKA)が2557、合計4437ポイント。
必要経費は、12月23日であれば23,470円+24,400円 = 47,870円。
となると、1ポイントあたり 47870 ÷ 4437 = 10.79円。
12月23日のCTS-OKA直通便のスーパーバリュープレミマム28は空席待ちですが、その料金は41,370円、獲得プレミアムポイントは3892ポイントとなっています。
つまり、CTS-OKA vs CTS-FSZ-OKAの比較はこんな感じ。
- 必要経費:直行便 41,370円 (WIN)、静岡経由 47,870円 (LOSE)
- ポイント数:直行便 3892pp (LOSE)、静岡経由 4437pp (WIN)
- ポイント単価:直行便 10.62円 (WIN)、静岡経由 10.79円(LOSE)
- 所要時間:直行便 3時間55分 (WIN)、静岡経由 5時間20分 (LOSE)
- 機内食:直行便1回(LOSE?)、静岡経由 2回 (WIN?)
- 空席:直行便 争奪戦 (LOSE)、静岡経由 空席多め (WIN)
- 利用機材:ともにB737-800 (DRAW)
・・・・・・あれ? 計算した時期や日付は違うとはいえ、去年よりお得感が減ってる気が・・・
直通便との差額が広がり、故にポイント単価も10.79円と高めです。
特に新千歳ー静岡間が去年は2万円以下の日もあったのに、今年は2万円以下の日がないというのが大きく影響している模様です。
ポイント単価でいえばエコノミーの方がお得?
値段でいえばエコノミーの方が安くなりますので、ポイント単価は下がることを期待して試算してみました。
まずプレミアムポイントはエコノミークラスのスーパーバリュー28で搭乗すると以下の通りで、888+1294=2182pt。
【北から南①】札幌新千歳ー富士山静岡 CTS-FSZ ANA1262
【北から南②】富士山静岡ー沖縄那覇 FSZ-OKA ANA1263
【南から北①】沖縄那覇ー富士山静岡 OKA-FSZ ANA1264
【南から北②】富士山静岡ー札幌新千歳 FSZ-CTS ANA1261
つまり、12月23日 CTS-FSZ-OKAのプレミアムスーパーバリュー28(P)とスーパーバリュー28(エコノミー、E)の比較はこんな感じ。
- 必要経費:[P] 47,870円 (LOSE)、[E] 29,970円 (WIN)
- ポイント数:[P] 4437pp (WIN)、[E] 2182pp (LOSE)
- ポイント単価:[P] 10.79円 (WIN)、[E] 13.73円 (LOSE)
- 機内食:[P] 2回(WIN) 、[E] 無し(LOSE)
。。。支出が抑えられるものの、ポイント単価は13.73円とそこまで安くありません。
提示した中での最安値は12月25日で、CTS-FSZ 13,870円+FSZ-OKA 13,000円=26,870円になり、こちらの場合、ポイント単価は 26870 ÷ 2182 = 12.31円です。
ポイント単価と獲得ポイント目当てならスーパーバリュープレミアム、支出を抑えたいならばスーパーバリュー(エコノミー)といったところでしょうか?
まとめ
去年の同時期よりも値上がりしてしまい、ちょっとお得感が薄れてしましました。
それでも直前でプレミアムクラスが空いているなど、駆け込みSFC修行の人には1つの選択肢になりそうですね。
オマケ:2017年搭乗機
ちなみに、CTS - FSZ - OKA、OKA - FSZ - CTSは同一機材、人員で構成されます。
つまり、「到着した飛行機に乗ってそのまま同一機材・乗務員で出発地に戻る羞恥プレイ往復ルート」という修行僧らしい搭乗方法を疑似体験できます。
もしCAさんに「おかえりなさいませ」と出迎えられたら、「札幌ー沖縄の直行便が空いてなかったんで、この乗り継ぎにしたんですよねー」と一応もっともらしい言い訳をすることが出来ます。
これで恥ずかしさも低減? ( ̄∇ ̄)
→去年、搭乗しました。。。ちょっとしたトラブルもあり、上記の言い訳が使えず恥ずかしさ満載です。(//∇//)
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