移動の飛行機の中を中心に、機内放送、または家で撮りためた録画番組や配信サービスで事前にiPhoneへレンタルを楽しんだ映像をレビューしています。
注意：基本ネタバレです。また驚くほど陳腐な感想しかありません（笑）
今回は日本公開未定のリブート作品。
CHiPs
(2017年 アメリカ）
ジョン・ベイカーはフリースタイルモトクロスの選手として活躍していたが、足を痛めたために引退を余儀なくされた。失意の日々を送いたジョンは、冷え切ってしまった妻との関係も取り戻す為、カルフォルニア・ハイウェイ・パトロール（Calfornia Highway Patrol、CHiP）の白バイ隊員として新たな人生を踏み出すことになった。ジョンはフランク・パンチョレロというベテラン警察官とコンビを組むが、実は彼はCHiPs内の汚職捜査として潜入内偵中のFBI捜査官であった。。。 ジョン役のダックス・シェパードが監督・脚本・共同プロデュースも担当。
先日のUS出張の機内で鑑賞。
日本公開未定作品とのことで、日本語吹き替えなし・英語音声/日本語字幕で鑑賞。
で、登場人物名、舞台、同一の原題からわかるように、日本でも70年台後半に放送されたアメリカのTVドラマ「白バイ野郎 ジョン＆パンチ」のリブート作品です。
リアルタイムでは見たことがありませんが、懐かしのTV番組紹介とかで見たことがあり、その短いダイジェスト映像でも暴力シーンや銃撃戦を排した明るい警察のドラマ であったことが感じられました。
で、キャストの設定を、ジョン：新米隊員、パンチ：潜入捜査官と大きく変えたリブート版はどうかというと・・・
最悪。
悪ノリした下品な感じのアメリカ映画の典型。
下ネタあり、下品な食べ方、よくわからない笑いどころ、そしてオリジナルとは似付かわしくない暴力シーン、銃撃戦のオンパレード。
しかもそのほとんどがストーリー展開と無関係で、単にバイクスタントの見せ場を作りたいだけ？といった感じ。
銃撃戦でパンチが負傷したところを大きく映す意味ある？
気持ち悪いだけだし、それをネタにした会話で笑いを誘おうとしているのかもしれないけど、笑えない、ホントに笑えない・・・
何よりも、白バイよりもモトクロスバイクに乗っている時間の方が長い。（笑）
コレジャナイ感満載です・・・
日本未公開だけど、未公開のまま終わるんじゃないかな〜。
これを安易に「白バイ野郎ジョン＆パンチ」などと邦題をつけて公開したら40 ~ 50代を中心に炎上必至でしょうね。(￣▽￣)
アメリカでも酷評されているそうです。
映画は最後、続編狙いのような「俺たちの明日は続いていく」といった感じの終わり方をしますが、、、続編は難しいでしょうね。
そんなある意味貴重になるかもしれないCHiPs、ANA国際線で７・８月はタダで視聴可能です。
奇特な方はお見逃しなく。(*´-`)
過去に日本未公開作を機内で先行して見た作品はこちら。
これらは良作でした。
個人的に超お気に入り。
だから、Mr&Mrs スパイ なんて安易な邦題をつけたのが許せない・・・(￣^￣)
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