気づけば2ヶ月も空いてしまいました。
ようやくレビューの続報です。
NOKIA 製スマートウォッチ Steelのその後
買ってから2ヶ月も経ってしまいました・・・
今も利用していますが、その中で気になったところを挙げていきたいと思います。
活動量計としては歩数表示ぐらいに限られます。
まず上位機種のNokia スマートウォッチ Steel HR のような心拍数の計測機能はありません。
それもあってか、活動量計として表示されるのは歩数ぐらいと至ってシンプルです。
外部アプリとの連携
パートナーアプリとしてデータを相互にやりとりしたり、NOKIA Helth mateへ読み込んだりすることが出来ます。
ただし現状日本のiOSでは、Apple ヘルスケア、My FitnessPal、RunKeeper、Nike+、Nestの5つ。
前半4つはフィットネス系、Nestは海外ではよくあるTheromostatのIoTコントロール・アプリです。
ただこれは別のAuraという機器を接続して、Nestで部屋を適温にしつつ快適な睡眠に誘うという使い方なので、Steelとは関係がありません。
Nest自体、ほぼ日本では見ないですからね。
さて、フィットネス系でRunKeeperアプリを使用していたので、連携してみました。
が、イマイチ。
そのアクティビティが例えばサイクリングなのかなどはRunKeeper側で設定したのが表示されます。
ただしRunkeeperでは正しく表示されるGPSなどの情報は転送されないようで、移動距離は0kmとなって表示されず、活動時間だけだったりします。
睡眠記録とスマートアラーム
睡眠記録は 起きていた状態(灰色)、浅い眠り(薄青)、深い眠り(紺)で示されます。
で、マイデバイスの項目からSteelの設定画面に行くとアラームとして置きたい時刻やリピートする曜日が設定できます。
また時刻を設定するとともにスマートウェイクアップの時間幅を定めます。
下の画面であれば、6時20分にアラームをセットして、その前20分間で眠りが浅い時=スッキリした目覚めを得やすい時を選んでSteelが震えて振動で起こしてくれます。
家族より早く出かける出張が多かった1、2月は寝ている家族を起こすことなく起きることが出来て便利でした。
ただ、これは中々いい!と思ったのは2ヶ月間だけでした。。。
Steelのスマートアラームの致命的欠点
というのも、一度スマートアラームを過信してしまい、呼んでいたタクシー会社からの電話で起こされるということがありました。
(結局タクシーはこれ以上待てないということで帰ってしまい、ただ次便をベット手配してもらい、結果的にはギリギリ遅刻にならず出張には間に合いました)
何故かというと、このSteelのスマートアラームで振動するのは1回だけ。
結構違和感を感じる程度には震えるので、大概は気づいて起きられますが、その時は疲労がピークで振るえたことに気づかず、そのまま熟睡してました。。。
時計としてのWena wrist Activeとの併用の可能性
私がこのNokia Steelを手に入れたのはスマートウォッチとしてでもなく、活動量計としてでもなく、単なる時計としてでした。
というのも、このレポートとの第1回目にも書きましたが、SONY のスマートウォッチ(というかスマートバンド)Wena wrist Activeとの併用を考えているからです。
NOKIA Steelの上位モデルSteel HRは心拍数計とスマホからの通知表示用の液晶がありますが、電子マネー機能はありません。
Nokia スマートウォッチ Steel HR 心拍&アクティビティモニター(36mmモデル) ホワイト 【日本正規代理店品 HWA03-36WHITE-ALL-JP
- 出版社/メーカー: Nokia
- 発売日: 2017/12/15
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
一方、Wena wrist Activeはバンド部にスマートウォッチの機能を持ってきており、時計部分はアナログ時計です。
[wena project] Chronograph Solar Silver Head WH-CS01/S
- 出版社/メーカー: Sony(ソニー)
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
このシチズンと共同開発しているアナログ時計のヘッド部には太陽光発電などを行うSolarなどがありますが、残念ながらGPSや電波時計機能を搭載したものが準備がありません。(2017年12月27日現在)
そして、現在発表されている以下の画像からみると、その時計のヘッド部は取り外しが出来ます。
もしも、このヘッド部とバンドをつなげるアタッチメントが正規の22mm幅以外の18mm幅対応のものが販売されれば、NOKIA Steel + SONY Wena wrist Activeという組み合わせが出来る!と考えたからです。
|
Steel HR |
Steel |
Wena Active |
Wena Leather |
活動量計 |
◯ |
◯ |
◯ |
ー |
心拍数計 |
◯ |
ー |
◯ |
ー |
通知機能 |
◯ |
ー |
◯ |
ー |
電子マネー |
ー |
ー |
◯ |
△ |
ANA Skip |
ー |
ー |
◯ |
ー |
時差修正 |
◯ |
◯ |
ー |
ー |
時計としてのNOKIA Steelのデザインはビジネス用途として遜色ありません。
実際にこの1、2月に一度台湾出張に行きましたが、ちゃんと1時間の時差が修正されました。
ただしSteel自体にGPSなどが搭載されているわけではなく、連携しているiPhoneの時刻が反映されます。
その為、海外での通信費抑制の為に機内モードなどで過ごしている場合は、ホテルや公共LANを拾うまでは日本の時刻表示のままです。
時計としての落とし穴
時計として、Wena wrist Activeのヘッドとして、これは完璧!と思ったのですが。。。
バックライトもなく、ナイトライトもなく、針に蓄光塗料も塗られてないということで、夜は全く時刻が見れないという誤算がありました。
使用上はWena wrist Activeの液晶部分に時刻表示されるならば問題ないんですが・・・
まとめ
デザインは時計として遜色なく、最低限の活動量計などはあるのですが、スマートアラームが1回きり、時計が夜に見れないという誤算が2つ・・・
せっかく状態把握が出来るのですから、振るえた後も起床状態を検知するまで定期的に振るえるといったスマートスヌーズ機能とかあれば便利だと思うのですが。
実はこちらの方が最適?
Wena wrist Activeと併用するのを前提に考えれば、スマートウォッチとしては、以前紹介したSEQUENT WATCHの方が良かったのかも知れませんね。
ただ、SEQUENT WATCHもバックライトはなさそうな感じ。
そうするとクラウドファンディングサイトKibidangoで出資を募集しているLunaRの方がいいかも知れません。
充電はソーラーなので電池の持ちを心配する必要はなく、位置情報を基にした時刻修正もしてくれますし、バックライトではないですが通知用のLEDもあるので夜間の視認性もNOKIA Steelよりも良さそうです。
ただなぁ・・・ちょっと厚いんですよね・・・。
ホントは本家のWena Wristのヘッド部に電波時計やGPS時計を内蔵しての時刻自動修正してくれるヘッド部があれば完璧なんですが・・・
作ってくれませんか? SONYさん(*'▽'*)
次回のレビューは、Wena Wrist Active購入後に。
どちらのレビューになるか、いつになるか確約できなくて申し訳ないのですが。
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