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Twitterで話題になった「ドリーム 〜私たちのアポロ計画」邦題問題
Hidden Figuresという映画がありまして。
原題は隠された数字 / 存在というダブルミィーニング。
そういう人が存在したんだ・・・と新たに知って、感動を覚えるのも映画を通じた新発見で楽しい!
ただ、これが9月28日から公開されるに際して邦題になった時に、「ドリーム 〜私たちのアポロ計画」となりまして。
月面着陸を目的としたアポロ計画ではなく、その前段の有人宇宙飛行を目指したマーキュリー計画を扱った作品なのに、おかしくない?と指摘した人がいて。
SNSでそれが広がり、ついには副題が取れた「ドリーム」という邦題に変更される事態に発展しました。
【更新】タイトルと内容が違う…?大ヒット映画の邦題「私たちのアポロ計画」に批判 配給会社に聞く
うん、なんかね。
どーでもいいよ、もう。
いいから映画見ようよ〜。
原題が邦題と違う? そんなんよくある話やん。
アポロ計画の方が有名だから? うちの娘はアポロ計画すら知りませんが?
でSNSの圧力に負けたのか、挙句の果てに、邦題を「ドリーム」に変更?
じゃあ、ドリームっていう邦題には、そもそもの原題のダブルミーニングはどこへ?*1
でもなー、SNSで知った時にはなんだそれ!と思ったけど、それを攻撃するのもどうかと思うところもあり・・・
SNSでは、いざ邦題が変わったら、俺たちの勝利だー!みたいな書込みも見られるの?
じゃあ、どういうタイトルならいいと代案を考えた人いるの?
そもそもSNSで指摘した人がみんな見に行くのかなぁ〜?
うーん、少し浅はかな考えで邦題を決めた側も、どうかと思うのはありますよ。
せっかくマーキュリー計画というのを知らしめるチャンスとも言えたんだし。
そりゃ、自国の歴史として捉えられるアメリカに比べて、黒人女性が主人公の知る人ぞ知る宇宙計画の映画を売り込む為の方法でもあったんでしょうね。
原題の直訳だとなんだかサスペンス臭がするし。
ま、結局はいい映画そうなんだから、見に行こうよ、というぐらいしか思いつきません。
マーキュリー計画を扱った名作「ライトスタッフ」
ということで、「ドリーム」を見るにあたり、更に理解が進む名作「ライトスタッフ」はオススメです。
初めて音速の壁を突破したチャック・イエーガー、そして件のマーキュリー計画のパイロットを描いた作品。
史実に則っていますが、最初に描かれるチャック・イエーガーはマーキュリー計画では選考で落とされたので、マーキュリーセブンと呼ばれる最終7人には残っていません。
((((;゚Д゚)))))))
それでも中を見ると完全版が193分と長い映画であろうとも、チャック・イエーガーのストーリーは必須と分かります。
私の原点「アポロ13」
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私の原点は「アポロ13」です。
実際にアポロ計画の時は生まれていません。
アポロ11号の月面着陸は歴史の一般常識として知っているぐらいでした。
ちなみに、うちの奥さんは、コレで知ったらしい。(^_^)a
それが「アポロ13」が映画化されるというのを知り、「?アポロ13号ってなんかあったの?」と思い、それからそういった事故があったことを知り、映画を見て、更に「冒頭に描かれた火災は何?」(アポロ1号火災事故)とか「軌道計算に使っていた定規みたいなのは何?」(計算尺)とか興味が広がっていきました。
そして、興味は遡っていき、、、マーキュリー計画とかも知りました。
そうした感じで、知識と興味は広がっていくんですよ
たった1本の映画でも ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
ホントにオススメしたいのは「フロム ジ アース 人類、月に立つ」
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「アポロ13」に主演したトム・ハンクスが製作総指揮を務めたTVシリーズ。
マーキュリー計画、ジェミニ計画を経て、アポロ1号の火災事故も、アポロ11号の成功も、アポロ13号の事故も、最後のアポロ17号までを網羅しています。
オススメしたいのですが。。。DVDは絶版でプレミア価格化、配信もないようなのが残念・・・
ま。持ってますけどね。( ̄+ー ̄)
宇宙旅行全般を知りたいなら「まんがサイエンス」がオススメ
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ついにNASAは火星まで!「カプリコン・1」
アポロ計画を元に、NASAは既に火星にまで人を送り込んでいることをご存知ですか?
火星の映像は子供ながらにも興奮したものです。
ただ、再突入時の事故でルーベイカー、ウィリス、ウォーカーの3名の宇宙飛行士の命が奪われてしまったのは、悲しい事故でしたね・・・
改めてご冥福をお祈り致します。
・・・って、まぁ嘘なんですけどね。
そういう国家陰謀を描いた映画が「カプリコン・1」です。
世の中にはアポロ計画はなかった!人は宇宙に行っていない!という人もいるぐらいですから、これぐらいがちょうどいい?
「Hidden Figures」を今すぐ先取り!
日本ではすったもんだがありましたが、公開は9月28日で、まだ少し時間があります。
が、海外では既に公開・メディアが発売済みの国もあります。
その中でスペイン版には日本語字幕・音声が収録済み+リージョンALLで海外DVD/Blu-ray通販サイトDVD Fantasiumにて発売中です。
Blu-ray版 4,837円、4K Ultra HD版 5,291円です。
こちらであれば9月の公開を待たずに先取りも可能ですので、ご興味あればどうぞ。
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