クラウドファンディングにはナニコレなイロモノもいっぱい
当ブログではクラウドファンディングで募集中・開発中のものも含めたガジェットを紹介しています。
クラウドファンディングとは、新しい商品・サービスのアイデア・試作品はあるけれど、それを生産する術・予算がないという時に、インターネットを通じて広く世界から出資を募るという取り組みです。
出資者には出資額に応じた見返りがあり、例えば新製品であれば製品化された時よりも早く安く手に入れることが出来ます。
ただしあくまでも「出資」である為、最終的には製品化がうまくいかず、何も得られないこともあります。
クラウドファンディングや各サイトの紹介はこちらへどうぞ。
で、そんなクラウドファンディングですが、玉石混合・有象無象の世界である為、中にはナニコレ?というモノも多数出費されています。
見向きもされずに終わることもあれば、目標額を大幅に達成することも。
過去には「ポテトサラダを作る」という出資募集(目標額 $10)に、6,911人が出資し、$55,492 (約620万円)を集めてパーティを開いたことがあります。
でもこれはモノではなく、コトを売る、楽しそうなコトを共有するという意味では至極真っ当なプロジェクトでもありました。
今回はガジェットに限って私が知ってる3つのナニコレなプロジェクトを御紹介。
いずれも目標額を大きくクリアし、成功したモノに限っています。
TAPS
手袋にこのシールを貼ることで、表面に施された特殊かつ重複のないパターンを用いて「指紋認証」を行うことが出来ます。
導電性もあるのでタッチスクリーンのタップ操作も可能。
KickstarterとIndiegogoの両方で出資を募集し、Kickstarterでは 2,861人、73,385 カナダドル ≒ 600万円、Indiegogoでは目標額の917%、$77,515 USD(約870万円)を集め、今でもInDemandとしてプレオーダー受付中です。
しかもシールってことは剥が落ちる可能性もある。
導電性のタッチスクリーン対応の手袋は普通に売っているのでパスコード入力で補えますしね。
そりゃあ冬に自転車用のグローブはめてるのを忘れて、しばらくホームボタン上に親指重ねて我に返ることもありますよ。( ´Д`)y━・~~
だから、コレの利便性はすっっごく分かるんですが、小心者なんで。(。・ω・。)
PancakeBot
世界初のパンケーキ(ホットケーキ)プリンターです。
正に百聞は一見に如かずなので、まずは動画をご覧ください。
時間差で生地を流し込み、焼き色に差をつけることで絵柄を表現しています。
2013年に開発者が2人の娘のためにLEGOで組み込んだ機械をベースに、2015年にKickstarterで2,074人から$460,584-(約5,200万円)を集めたプロジェクトです。
公式ホームページの他に、Indiegogo内のMarket Placeで$299+送料で発売中で日本からも購入できます。
https://www.indiegogo.com/products/pancakebot
図柄作成用の専用アプリ(PC/Mac用)が準備されており、公式HPにはそのデータのダウンロードも準備されていて、オラフやジャック・スパロウ、シドニーのオペラハウスなどの絵柄も。
パンケーキを焼くとは思えない大掛かりな装置、、、嫌いではないです、が。
・・・・・・うん、楽しめそうなのは数回だけかな? o(^▽^)o
それに3万円はちょっと・・・
あ。高校や大学の学園祭や縁日の屋台ではウケそうですね。
ちょっとそこの通りすがりのテキ屋のおにーさん、おひとついかがですか? (^。^)
USELESS BOX
他2つは難ありなところはあれど、実用性のあるものでした。
が、これは実用性は皆無です。
直訳すると「役に立たない箱」
どう役に立たないかは以下の動画をご覧ください。
ね?
ONスイッチを入れるたびに箱が開いて、出てきたアームがスイッチをOFFにして戻ります。
スイッチを押すアームの動作はランダムで変化しますが、ひたすらコレの繰り返しで他の機能は一切ありません。
この箱にKickstarterを通じて473 人が $21,779- (約240万円)を出資しました。
公式HPにて $44.96にて発売中です。
ね? バカバカしいでしょ?
それなりに出資を集めているのはやはり他よりもアイデアがあり、便利すぎる世の中に対して、バカバカしくもそれを真面目に行おう、楽しませようとしているところがいいところですよね。
あ。TAPS(指紋認証手袋用パット)はバカバカしさはなく、至って真面目に考えているのかもしれませんが。(^◇^;)
明和電機
日本でも発明を通じて「やったもんがち、とったもんがち」を実践している方がいます。
それが明和電機です。
どういった活動を行なっている発明家(アーティスト?中小企業?)なのかはYoutube内の公式動画をご覧ください。
いい感じに更に混同すると思います。(°▽°)
学生時代から大好きで、梅田のタワーレコードでストアイベントをやっていたのを見に行ったぐらい。
だから創立20周年に公開された「明和電機のヤックウィ〜ン」で会長(元社長)を久々に見れたのは嬉しかったなぁー。
4/26にはNHK 「探検バクモン」に出られてましたね。楽しかったー。
NHKオンデマンド | 探検バクモン 「世界を笑わす!発明工房」
ただ、機会を逃して『事業報告ショー』 には1回も行けていない・・・
あ。
ちなみに、愛すべき〜としてますが、どれも私は出資していません。( ´Д`)y━・~~ (オイw
明和電気のDVDは持ってるけどね。(°▽°)
*本文中にもリンクを貼っていますが、今回紹介したガジェットの出資募集を行なっていた米国のクラウドファンディングサイト Indiegogo、Kickstaerterの解説はこちらへ。
どちらも大体のプロジェクトは日本から参加、出資、発送してもらえます。
(医療関係とかの法の壁がある場合を除く)
私はこれらのクラウドファンディングの出資を、各ポイントサイトで得られたポイントを現金化して補っていることがあります。
ポイントサイトって何?という方はこちらをどうぞ。
www.scary-gadget-life.infowww.scary-gadget-life.info
ポイントサイトのポイントはTポイントに交換して、こういった使い方も出来ます。
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