移動の飛行機の中を中心に、機内放送、または家で撮りためた録画番組や配信サービスで事前にiPhoneへレンタルを楽しんだ映像をレビューしています。
注意:基本ネタバレです。また驚くほど陳腐な感想しかありません(笑)
今回は機内放送ならではの悲劇。。。
プラチナデータ
(2013年 日本)
二宮和也と豊川悦司の共演で、東野圭吾の同名小説を映画化したサスペンス大作。政府が水面下で収集した国民のDNAデータ「プラチナデータ」をもとに犯罪捜査が行われ、検挙率が大幅に上昇した2017年。科学者の神楽は、DNA捜査の専門家として警察庁の特殊捜査機関「特殊解析研究所」に所属していた。そんなある日、DNA捜査のシステム開発者の殺害事件が発生。現場から神楽のDNAデータが検出される。身に覚えのない神楽は逃亡し、ベテラン刑事の浅間が神楽を追跡するが……。自信家の天才科学者・神楽を二宮、DNA捜査に疑問を抱き昔ながらの捜査にこだわる浅間刑事を豊川が演じる。監督は「ハゲタカ」「るろうに剣心」の大友啓史。
視聴環境:2013年6月頃 チャイナエアライン(羽田ー台北松山)機内
当時3月公開の最新作、それが辛うじて公開中だった6月に機内で見れました。
そういう嬉しい先取りが機内放送では味わえたりします。
今ならANA国際線の機内で『君の名は。』も見れます。
https://www.ana.co.jp/skychannel/dec16/top.html
ところが、この日はとてつもなく飛行機が揺れた日でした。
ずーっとシートベルト着用サインは点きっぱなし、CAさんも途中で着席し、一向に食事が配られず、その後の片付けもままならないぐらい。
そんな状態なので、頻繁に機長から気流や到着に関するアナウンスが入るたびに映像が一時停止し、何より画面を見てると酔いそうになる。
ストーリーが途中から頭に入ってこず、その時点で種明かしに向けて進み出したところでしたが、気持ち悪いのを抑えてまで無理して見るものでもないから途中で断念して、ひたすら揺れに耐えることに。。。
普段は乗り物酔いしないんですが、この日は別格でした。。。
仕方がないので、帰りの便で続きを見ようと思っていたのですが、この時の出張は訪台中に日程延長があり、羽田戻りではなく、静岡戻りに変更することに。。。
この時に頭によぎったのは、「あ。しまった。映画のオチが見れない」でした。
静岡便だと機材はB737-800、個別モニターのない機体で頭上の共有モニタでチャイナエアラインが決めたプログラムしか見れません。
一縷の望みをかけてみましたが、その日のプログラムは台湾紹介のドキュメンタリでした。。。
(台湾からの日本へ向かう便なのに、何故???)
帰国すると、速攻でAmazonを検索しましたが、その時はまだBlu-rayなどは未発売。
まだ上映している映画館もありましたが、およそ残り30分に1800円はちょっと・・・
ということで、2時間の映画のオチを9月末のBlu-ray発売まで3ヶ月待たされることになりました。
(°▽°)
みなさん、機内放送のご視聴は計画的に。(笑)
特に台湾便は総飛行は3時間半程度ですが、離着陸の時は見れないのとアナウンスでの途中中断もあり、2時間越えの映画を見るのはギャンブルです。
ま、この時は不可抗力もありましたが。
映画の内容自体は、、、うーん。
逃亡者の劣化版? いまいちキャラ設定に入り込めない。
二宮和也さん演じる神楽が「そういう人」だったなら、そもそも警察庁職員になれるの?
その他にもおやぁ〜?と思う矛盾点が多数。
んー、3ヶ月待たされたから期待度が上がり過ぎてたのかな?(°▽°)
俳優さんの演技は良かったんだけど。
ただWikipediaを見ると、原作では神楽自身が「そういう人」だってことを認識していて、映画ではそうではない。
んー、原作読んでみるか、、、初 東野圭吾。
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