現在チャイナエアラインを使っての旅行記をちょいちょい書いてますが
(ブログ上はまだ予約も出来てない 状態・・・)
そもそも日本では馴染みが薄い航空会社、マイレージシステムかもしれないので、理解度を深めるためにも知っている限りの基礎知識を挙げておきましょう。
最後のCA旅行記(その1):最重要かつ高難度の課題から実施するのが鉄則 - ユルくてニッチな マイル & ガジェット生活@静岡 Up in the Air and Cloud
最後のCA旅行記(その2):世界はそんなに甘くない - ユルくてニッチな マイル & ガジェット生活@静岡 Up in the Air and Cloud
チャイナエアラインの基礎知識
- チャイナエアラインという名称ですが、台湾の航空会社です。
- 設立 1959年12月16日
- ハブ空港 台湾桃園国際空港
- Dynasty Flyerという名称のマイレージサービスがあり、航空連合はスカイチームに所属します。
- 日本との就航路線のいくつかはJALとの共同運行なので、JAL便扱いで予約するとJAL/ワン・ワールドのマイルが、チャイナエアライン扱いで予約するとチャイナエアライン(Dynasty)/スカイチームのマイルが貯まります。
- 就航地 136都市
- 日本とは以下の就航地があり、意外と地方路線も多いです。(静岡も含む)
- 台北発成田経由ホノルル行を就航している関係上、成田ーホノルル便もある
東京/成田 - 台北/桃園 or 高雄
東京/成田 - ホノルル
東京/羽田 - 台北/松山
大阪/関西 - 台北/桃園 or 高雄 or 台南
(北日本)札幌/新千歳 - 台北/桃園
(中部)名古屋/中部 or 富山 or 静岡 - 台北/桃園
(中国・四国)広島 or 高松 - 台北/桃園
(九州/沖縄)福岡 or 宮崎 or 鹿児島 or 沖縄/那覇 or 石垣 - 台北/桃園
熊本 or 沖縄/那覇 - 高雄 (グループ会社のマンダリン航空による運航)
- ”台北”には2つの国際空港があり、羽田便のみが台北市内に近い台北松山空港に就航、あとは少し離れた台北桃園空港。
- ちなみに台北桃園空港は”台北”と名がついているけど、別の桃園県桃園市にある。(成田が千葉にあるのに新東京国際空港と名乗っているようなモノ?)
マイレージシステム Daynasy Flyer
- 会員種別は4つ、ダイナスティ→ゴールド→エメラルド→パラゴンの順
- マイルは基本フライトでのみ付与されます。
- 多分ANA/JALのような提携サービスからのマイル付与はありません。
- マイルの有効活用は特典航空券の無料購入、座席クラスのアップグレード、空港のVIPラウンジの利用、超過手荷物料金の支払い、ダイナスティスカイブティック(機内販売)での買い物に使えます。
- ANA/JALのようなフライト関係の利用以外の特典への変更などはありません。
- ちなみに、この特典用にマイルを他のDaynasty会員に譲渡することが出来ます。
- 譲渡は何親等以内の家族のみといった制約は全くなく、見ず知らずの他人にも譲渡可能です。
- ただし、自分のマイルとは合算が出来ず、足りない分だけ譲ってもらうことはできません。
- 会員申し込みはネットからできます。
- ちなみDaynasy会員の会員証カードは申し込んだ際に表示されるカードのイメージ画像を印刷して利用します。
- ちゃんとしたプラスチックのカードはゴールド以上から発行されます。
- ゴールドの取得条件は以下の記事を参考に。
チャイナエアラインの印象
静岡空港はその開港前から台湾線の就航が噂されてましたが、それがチャイナエアラインと発表された時に、うちの会社の人はほぼ全員が落胆しました。
ま、悪いジンクスとして4年毎に多数の死者を出す重大事故を起こす「華航四年大限」といわれていたんですね。( ̄  ̄)
日本でも名古屋で燃えたり(中華航空140便墜落事故)、沖縄で燃えたり(チャイナエアライン120便炎上事故)しましたから。
名古屋とほぼ同じ事故を4年後に起こしたので、「反省しない会社」と槍玉に挙げられたことも。(故に「華航四年大限」)
その為、静岡空港開港後も遠回りになろうとも頑なに羽田経由のエバ航空(台湾の別航空会社)を利用する方もいます。
もう1つよく聞く噂が「チャイナエアラインは軍出身のパイロットが多く、悪天候で他の航空会社が欠航してても最後まで飛ぼうとする。 そういうシュチュエーションにやる気が出るらしい」というもの。
これはね、実感します。(笑)
結構操縦が荒い、揺れる、わざと乱気流に突っ込んでない?と思いたくなるぐらいに。
一度、台風が台湾に来ている時に、どーしても出張する必要があり、むしろ飛ばない方が色々といいな〜と思いつつ空港に行ったら遅延はあったものの、欠航はなく飛びました。。。
が、普段乗り物酔いはしない方なのですが、その時はアホか!と思うほど揺れ続け、機内誌を見るのも諦め、機内放送も楽しまず、ひたすら目を閉じて揺れに耐えたことがあります。ホントにあれはもう勘弁してほしいと思うぐらいでした。
なお、ANAが5位で5つ星を獲得したワールド・エアライン・アワードでは、チャイナエアラインは37位、エバ航空は8位です。
これでも去年の52位からは飛躍してますけどね。
私は利便性優先で出張時はよく使ってました。
今後はエバ航空がスターアライアンス系なので、上記の方とは別の理由(ANAマイル稼ぎ)でチャイナエアラインは優先的に使わなくなりそうです。
ま、静岡から仕事終わりに飛べたりして、仕事上の利便性はあるので業務上使うことは引き続きあると思います。
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