台湾内の移動に便利なのが台湾高速鉄道、高鐵、HSR (High Speed Railway)です。
高鐵はガオティエと言いますが、タクシーの運転手にはシンカンセンで通じることもあります。
何故なら日本のN700を基にしたN700Tという車体を用いているから。
完全に日本のシステムを丸ごとというわけではなく、車体は日本、券売機やそのシステム、改札は別の国のシステムを利用しているなど、ごちゃ混ぜです。
その辺のしがらみの詳しくはWikipediaへ(笑)
ちなみに、映画「藁の楯」の新幹線のシーンはJRから許可が下りなかったので、台湾高鐵を用いて撮影されています。
私が知っているのとは全く違う相生駅が見れます。(笑)
台北松山空港に降り立ったなら台北駅、台北桃園空港に降り立ったなら桃園駅が最寄りの新幹線の駅になります。
南部の高雄(終点の左営Zuoying)、新しく出来た故宮博物館南院に近い嘉義Chiayi、半導体産業が盛んな新竹Hsinchuなどに行きたい場合に使うと便利です。
で、この台湾高鐵を乗車する際にスマホ用のアプリを入れておくと便利です。
台灣高鐵 Taiwan High Speed Rail - T Express チケット APP
日本のiTunesストアでも入手が可能です。
- このアプリを通じて事前に日本からでもチケットが購入可能です。
- 言語は中国語と英語のみになります。
- 指定席の購入ができます。 ただし席の指定はできません。(席の指定が出来ないのは駅の券売機も同じです。どうしても乗りたい席があれば有人カウンターへ)
- 1人分なら画面が表示されたQRコードが乗車券になり、それを改札で読み取ることでチケットレスで乗車が可能です。
- 複数枚の購入も可能です。
- その場合は乗車前に駅の券売機でチケットに交換する必要があります。
チケットの予約は以下の通りです。
- Appを起動、Bookingをクリック
- 経路と出発時刻を選びます。 日本の時刻表アプリのような到着時間からの逆算は出来ません。またClass のStandardはいわゆる指定席、Businessは日本で言うところのグリーン車です。
- 表示される出発時刻の一覧から乗りたい列車を選びます。 早めに予約すれば最大35%オフになります(°▽°)
- 列車をクリックすると個人情報の入力欄に移ります。ROC IDは台湾の方のID番号、localは台湾での電話番号なので、現地の人だけが関連します。 海外旅行者はパスワード番号と電話、e-mailアドレスだけを入れればOKです。 あと自動入力防止の為の確認コードを入れて次へ。
- 列車や利用人数があっていればconfirmを押して次へ。
- ここまでで予約は出来てますので、直ぐに支払うならPayNow、後で改めてならPayLaterをクリック。
- Pay Nowの方ならカード情報の入力を行います。 三井住友VISAカードならNowをクリックするとVpass承認の画面に移動します。
- 支払いが完了した後にチケット情報を収集するかどうかが尋ねられます。 1人だけの利用で、このスマホを現地に持っていくならば collectを押してOKで、その先のチェックするかどうかもYesで構いません。
- すると、そのチケットの情報が表示されます。
- そのチケット図をクリックするとQRコードが表示されます。 このコードを改札で読み取ればペーパーレスで乗車できます。
2名以上やスマホのバッテリーが気になる人は、予約番号を駅の券売機でその番号を入力すれば紙のチケットを入手出来ます。
英語表記にした上でTicket Pick Up で紙のチケットに交換出来ます。
もちろん、この券売機で「Non-reserved Seat(自由席)」「Reserved Seat(指定席)」をこの場で購入するのも可能です。
どうしてもキャンセルする必要が出てきたらQRコードの画面の下にあるDetailをクリックして表示された次の画面でEditをクリックすると上部にRefundをクリックすればキャンセル手続きを行えます。
ペーパーレス、事前に予約可能と便利ですよー。
もちろん滞在途中で予約するには現地で予約出来る通信環境が必要にはなりますが。
台湾行かれるならお試しを。